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芸術の秋

芸術の秋_b0008923_018352.jpgしばらくお休みしていた美術館巡りを再開。先週は世田谷美術館、本日は府中市美術館。

前者は、60歳~80歳でなお現役のデザイナー、イラストレーター3人の活動の紹介。長大作という名前・・・全く聞いたことがない。しかし彼の作った椅子には実際に座れるので、すごく身近に感じられる。見た目すごくシンプルで飾りっけがないけれども、座り心地が考えられたものばかり。細谷巖の手がけたものは、ケンとメリーのスカイライン、パイオニアのオーディオ、ポカリスエット・・・見慣れたもの聞き慣れたものばかりで、いちいちポスターの前で立ち止まっては懐かしがってみる。矢吹申彦のイラストの柔らかいタッチには、日常幾度となく出逢っている。そんなわけで、あまり期待せずに行った割には楽しめた企画展でした。彼らみんな老いてなおパワフル。

後者は「浅井忠と関西美術院展」。そのメンバーはそうそうたるもので、展示作品はかなりな数にのぼるものの、僕にはいまひとつピンと来なかった。その時期の京都に行ってみたい気にはなったが・・・。会場を出た直後に置かれていたモニター(目立たないので誰も見ていなかった)で流されていた当時の京都を記録した無声映画、これは13分じっと座って見た価値はあったかも。
by tamotsuyaki | 2006-09-10 16:45 | アート


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