カテゴリ:本( 11 )

書肆アクセス

「しょしアクセス」と読みます。
神保町にある、地方の出版社、小さな出版社、の本が置いてある書店です。

ここを知ったのはなんだったろう?
福岡から東京へ舞い戻った7年前だったか、KYUSHUがココロの中の大きな部分を占めていて、地元発の情報が欲しいと思っていたところ、はぁこんなところに九州だけではなくて日本各地の発信する本がたくさん!

たしか軍艦島だったと思う。今ほど「廃墟」が世間で脚光を浴びていない頃、ある写真集が欲しくてここを訪ねた覚えがある。

本日の日経新聞文化面を読んで驚いた。閉店するらしい。
(日経の守備範囲の広さにも驚いたかな)

そう言われれば、わざわざそこへ足を運ばなくとも、特に首都圏の大書店では地方発の本をある程度揃えている所も多いし、なんといってもネットで本が買えちゃう時代だしなぁ。

しかし、さびしーなー

本って、手にとって、内容見て、読んで
それでも買うか買わないか そんなことを繰り返して何十冊か。
で、結局買うのは数冊かもしれないけど
買わなかった本のいい部分はしっかり記憶に留めてさ。
本屋さんに感謝っつーことで。

おつかれさまでした。ごくろうさまでした。
地方への配慮、マイノリティへの配慮、ありがとう。
by tamotsuyaki | 2007-09-04 00:31 | | Trackback | Comments(0)

きっかけ

無事試験をパスしたので、4月から別府へ行きます。

シカオちゃんがテレビで「ミュ-ジシャンになるためにサラリーマンを辞めることに不安はなかったのか」と聞かれ、「なりたい、じゃなくて、なる、と思っていたから」というような返事をしていて、あぁ自分もこんな風に、単なる根拠のない自信とは違う確かなビジョン、ってものを持とう、と。

でも、正直、学校受かるまで不安でしたよ。調べられることは調べる、やれるべきことはやる、そうしたことはしてきたつもりだけど。ただ、まだこれからこれから。

どうしてこの道を選ぶに至ったか。それはもう10年前くらいに遡ることになるんでしょうか。当時、福岡営業所にいた僕は休日に天神の本屋で、「女職人カタログ」という本を手にとっていた。数分立ち読みしただけでも、その内容に強く魅せられ購入したわけです。魅せられたというのは、その情報量、体験取材で得た職人さんたちの素顔、作者自身の言葉で語られた工芸への思い、など、単なる紹介に終わらない秀逸な内容に対してでした。今では絶版寸前らしいのが残念。

そこから派生して、最近手に入れたこの本「藍から青へ 自然の産物と手工芸」。原料の段階からどういう工程で作品になっていくのかにスポットをあてていて、使われている写真もすごくキレイ。何かを作りたい!という気持ちにさせてくれる1冊。一見関係のなさそうな「建築資料研究社」なるところから発行されてます。

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by tamotsuyaki | 2007-02-20 01:29 | | Trackback | Comments(1)

人という字は・・・

b0008923_11194591.jpg沖縄のおさんぽ―なつかしい島に帰りましょう。
プロジェドランディ / / 竹書房





表紙のポークたまご定食の写真に惹かれ思わず買った。大衆食堂から、ガラス工房その他の工芸品やさん、その他いろんな人とのふれ合いが楽しめそうなお店が色鮮やかな写真でいっぱい紹介されていて、見ただけでなつかしさの残る島へトリップできちゃう1冊であります。

好きな街、那覇、福岡、京都・・・まずは食いもん、酒ですが、それ以上に人の息遣いが近くに感じられるところが魅力かな。職人、というと古くさいイメージですが、これらの街では若い人たちがオリジナルのモノづくりをしてとても楽しんでいるのが印象的です。しかも皆人なつっこくてさ。

個人商店ではなくても、すごく好感の持てるホスピタリティのお店がありますね。
先日、横浜駅ビルルミネのレストラン街にランチで行ったのですが、平日のお昼ということで、お客さんはかなりの女性割合。しかも入ったイタリアン「AGIO」は店員さんも女性ばかり。なんだかとてもゆったりした気分で食事が出来ました。というのも、この店員さんたち、皆、白いブラウスにネクタイ、そして、背筋になにかまっすぐのものが入っているんではないかと思うくらいしゃしゃーんと伸びてる伸びてる。で、語り口はとても柔らか、水がなくなるとさりげない笑みを浮かべながらすぐ注いでくれる。教育がしっかりしてるとも言えますが、きっと彼女たちはそれが楽しくてやってるんだろうなぁと感じました。自分が楽しめてお客さんも喜べばこんないいことないよね。


今年の抱負というもの、朧気ながら頭の中に浮かんでいたのだけれど、ここに記す機会がなかった。それが抱負かよ?と言われそうなものであるが、ずばり「道を尋ねられる人になる」。

一般庶民に俺の「道」を教えさとす・・・などと大それたことではありません。普通に、知らない人に道を聞かれる、ってことです。なんだ、でもそれって自分が努力してなること?とも思われるかもしれませんが、意外とそうなのかもしれませんよ。僕も時々、尋ねられることがありますが、果たして人と較べてそれが多いのか少ないのか、統計をとってないので不明です。どちらかというと多いような気がするなぁという程度。

昨年、海外へ旅行で行った時、リスボンのはずれで、はたまたNYのど真ん中で、ガイドブックの地図はあてにならないなーと思わされたことが幾度かありました。さて、その時、この文脈の流れで行くと、やぁ現地の人!道を教えてくれ!なんて言って窮地を脱した。ということになるかもしれませんが、実際には、こちとら英語はカタコト、しかもなんだか通り過ぎる人は忙しそうで声かけづらいなぁ・・・という感じでした。日本にいたって、一目でそれとわかるような大きな荷物持ってきょろきょろしてるガイジンさんとはなるべく目を合わせないようにしよう・・・なんて思っていたわけです。それがまぁ週一度カリビアーンな英語の先生と顔突き合わせて話すうちにだいぶ抵抗がなくなってきた気がします。

そう、だから、道を歩くときには下を向かずに前を向いて出来るだけゆっくりした歩調で穏やかな微笑をたたえ・・・いや、微笑とまではどうかと思うが、まー険しくない表情で、地図見て不安そうにしている人には声かけてあげるくらいの余裕持っていこうかと思っているわけです。すごく曖昧かつ強引ですが、人生にもそんなスタンスが生かせればなんて思います。
by tamotsuyaki | 2007-01-21 23:51 | | Trackback | Comments(0)

不実な美女か貞淑な醜女か

不実な美女か貞淑な醜女(ブス)か
米原 万里 / / 新潮社
ISBN : 4101465215

この本を手にとったのは、そのカバー装画(黒地の絵というのは珍しいなぁ)と、それよりなにより、そのタイトルの斬新さ(ん?これは何を言わんとしているんだろう。小説?エッセイ?)に惹かれてのこと。ここのところ小説ばかり読んでいたので少し毛色の変わったものを、ということで、ロシア語最強通訳と謳われる女史の「通訳」のエピソードを読み進めていきました。

異なる文化的背景のもとで育ってきた異なる言語というものが、完全に置き換えられるということは不可能であるが、言語そのものの意味を突き詰めてゆき、更にその会話の状況、国民性なりを念頭におきながら、珠玉のコトバを紡ぎ出し、それにより、互いの意思疎通がはかれれば無上の喜びである、ということが、笑える失敗談、なるほど!と思わせる引用、などが散りばめられながら、説得力を持って迫ってくる。

曲がりなりにも、自分が今「外国語」を学習しているというところで印象に残ったのは(彼女の意見だけではなく引用の部分も含めて)

「単語の中で、一番覚えやすいのは、具体的なものを表す名詞、次が色、形、大きさを表す形容詞、次が抽象名詞、四番目が具体的な行為を表す動詞、最も覚えにくいのは、遂行するとか、保証するとか、中傷するとか、採用するとか抽象的な行為を表す動詞である」

「第二言語は第一言語よりも決して上手くはならない。日本語が下手な人は、日本語の下手さ加減よりもさらに下手にしか身につかない。そして、幼児期にいくつもの言語を詰め込むのは危険である。しかし、外国語を学ぶということは母国語を豊かにすることであり、母国語を学ぶということは外国語を豊かにすることである」

あとは外国語とは直接関連はありませんが

「抑制された演技の方が感動を呼ぶ」


終始、コトバに対し真摯な態度で臨んでいるのだが・・・無数のシモネタエピソードに、楽しめること必至です。
by tamotsuyaki | 2007-01-03 15:55 | | Trackback | Comments(2)

地獄と極楽

椿山課長の七日間
浅田 次郎 / 朝日新聞社
ISBN : 4022643528



椿山課長はデパートのモーレツ婦人服課長。
急死した後、7日間現世に戻る猶予を与えられる。
しかし、与えられた肉体は似ても似つかぬ姿。

こうした「よみがえり系」の小説を読む度に、仮に自分だったらどういう行動を取るだろうかと考えてしまう。単純に誰が葬式に来てくれるか?誰が泣いてくれるか?なんてことを考えがちだけれど、そんなこと考えてもなぁ・・・。

昨夜、テレビで品川庄司の品川君が、自殺も考えたニートに対して言った。

ニート「なぜ生きなければいけないんでしょうか?」
品川「生きるってことを大きく考えすぎじゃないのか?人が一人生きてても、
 人類のために何か出来るわけはない。せいぜい周りの何人かを守ること
 しか出来ないんだ。生きるってのは死なないことだよ」

んー、品川いいこと言うぜ!
by tamotsuyaki | 2006-03-04 04:32 | | Trackback | Comments(4)

檀一雄

漂蕩の自由
檀 一雄 / 中央公論新社
スコア: ★★★★★

愉快痛快、旅・食・酒。
壇先生に弟子入りしたい。

昨夜は新宿でおーる。ALL NIGHT。オールナイトのステージ???
おいで 家紋 嘉門 カモン~ (以下略・・・)

さすがに応えますぜ、この歳では。
しかし、土曜の朝、川崎駅に降り立ち、朝陽が溢れる中、人気の少ない並木道を歩いていくのは悪くない。胸がムカムカするのを除けばね・・・
(3連休なんで一日棒に振ってもまぁイイかななんて開放的な思いもあって)

でも結局棒に振らなかったかな。
午前中 英会話のレッスン→いきつけのラーメン屋でレバニラ定食→髪を切りに行く→本屋で立ち読み(鷺沢萌、光原百合、沢木耕太郎、本多孝好、文庫4冊購入)→HMVで試聴(買わず)→関口宏の息子が電車で旅する番組(NHK)をちら見→大戸屋でさんま定食→ネットさーふぃん(「WEDDING CRASHERS」面白そう!早く日本で公開しないかな)→ブログ更新→それではおやすみなさいzzz
by tamotsuyaki | 2005-09-18 00:38 | | Trackback | Comments(0)

羨ましい

ビバ☆オヤジ酒場―酔っ払いヴィジュアル系
かなつ 久美 なぎら 健壱 / ワニブックス
ISBN : 4847015312
スコア選択: ☆☆☆☆

読んでるだけで酔ってきちゃいそうです。

女3人で果敢にも、オヤジ居酒屋にアタックするところは素晴らしい。別にオヤジが好きなわけではなく、要は安くてウマイ店をオヤジに独占させておくのはもったいない!ってことですね。

昔、オヤジギャルって言葉が流行ったなー

この本、文章ではなく、マンガがメインなんで、すらっと読めるし、登場人物たちの顔がらぶりーで良いです。
by tamotsuyaki | 2005-06-18 13:47 | | Trackback | Comments(0)

恩田 陸

酩酊混乱紀行『恐怖の報酬』日記
恩田 陸 / 講談社
ISBN : 4062127636

今、読んでる本。
これ読むまで、恩田 陸さんは男だと勝手に思い込んでた・・・。

旅行のガイドブックコーナーに置いてあったよ確か。
見た目がまんま「地球の歩き方」だもんなぁ。

イギリス・アイルランドに旅立つ人は必携!
などとは申しません(だって写真は添え物程度、しかも白黒だし)

思考(妄想)が進むにまかせ、旅には関係のないところにまでどんどん話が広がっていくところが面白いです。飽きさせない。
by tamotsuyaki | 2005-05-04 23:19 | | Trackback | Comments(3)

春分の日

昨日まで福岡にいたので、広島の後輩から飲みに誘われなかったら、
“福岡ではチョー珍しい”地震を体験していたかも・・・。


流星ワゴン
重松 清 / 講談社
ISBN : 406274998X
スコア選択: ※※※


交通事故で死んだ親子の乗るオデッセイに乗せられて、主人公は過去の
世界の妻子と会い、しかし、変わらぬ未来に愕然とする・・・。
自分に子供が出来たら、もう少しこの話に感動できるようになるんだろうか?


ether[エーテル]
レミオロメン / ビクターエンタテインメント
ISBN : B000793F38
スコア選択: ☆☆☆☆

最近の家でのヘビーローテ。
CD屋で見たコピー「12曲捨て曲なし!」は、あながちウソじゃないかも。
by tamotsuyaki | 2005-03-20 23:39 | | Trackback | Comments(0)

チワワが飼いたい

パイロットフィッシュ
大崎 善生 / 角川書店
ISBN : 4048733281
スコア選択: ※※※
by tamotsuyaki | 2005-03-02 20:23 | | Trackback | Comments(0)